Road to Minecraft カップ in 会津 2025 Day4

ついに最終発表と表彰式を迎えました。子どもたちが4回にわたって取り組んだ集大成の日です。

やり切ったよ、マイクラ!

4日間のプログラムを通して、子どもたちは本当によく頑張りました。最初は戸惑っていたチームワークや発表準備も、Day4の頃には見事にまとまって、素晴らしい作品とプレゼンテーションを披露してくれました。「やり切ったぜ、マイクラ!」という言葉がぴったりな、達成感に満ちた一日となりました。

持ち時間13分はあっという間

各チームの発表時間は13分。作品の説明、工夫したポイント、防災機能の解説など、限られた時間の中で伝えたいことを整理するのは大変でしたが、どのチームも時間内に収めることができました。準備した発表シートを見ながら、作品に込めた思いを一生懸命伝える姿は感動的でした。

発表シートに記入した内容を話すんだけど、やっぱりみんな緊張しますね

事前に準備した発表シートには、作品のコンセプトや工夫した点、防災機能などがびっしりと書き込まれていました。しかし、いざマイクを持って大勢の前で話すとなると、やはり緊張は隠せません。それでも一人ひとりが自分の役割をしっかりと果たし、チーム一丸となって発表に臨む姿は立派でした。

表彰式を開催

全チームの発表が終わった後は表彰式を行いました。会津若松市の危機管理課、都市計画課、情報戦略課の職員の皆さんに審査員をお願いし、多角的な視点から評価していただきました。


副賞のトロフィーは3Dプリンターで作成したオリジナル品。受賞した子どもたちは本当に喜んでくれました。一人ひとりに修了証も作成して手渡し、4日間の頑張りを称えました。

最優秀賞(会津若松賞)

チーム:Aakeko

Aakekoチームは、プレゼンテーションが非常に上手で、事前の調査もばっちりでした。特に印象的だったのは、磐梯町噴火記念館で噴火の災害について実際に学習し、その知識をワールド上でも活かして溶岩を流すシミュレーションを行っていたことです。実地調査とデジタル表現を見事に組み合わせた素晴らしい作品でした。

優秀賞

危機管理課:レジリエンス賞

都市計画課:街づくりデザイン賞

情報戦略課:スマートシティ賞

奨励賞

技術賞

アイデア賞

チームワーク賞

4日間の成長を実感

Day1から始まったこのプログラムで、子どもたちは技術的なスキルだけでなく、チームワーク、プレゼンテーション力、そして何より「最後までやり遂げる力」を身につけました。Minecraftというゲームを通じて、防災やまちづくりという真剣なテーマに取り組み、デジタル技術の可能性を実感してもらえたのではないでしょうか。

参加者の声から見える成果

プログラム終了後に実施したアンケートから、参加者の生の声をご紹介します。

プログラム全体の評価や参加者の満足度、チームワークの状況などを可視化したアンケート結果。81.8%が「適切な回数設定だった」と回答し、90.9%がMinecraftカップ応募に役立ったと評価。プログラム全体への満足度も100%が満足以上の評価となりました。

参加者の感想(抜粋)

チームワークについて

  • 「同じチームの人と制作のタイミングを合わせるのに苦労しましたが、アイデアを出し合って完成させました。とても貴重な経験になりました。」
  • 「初めてチームを組んで、大会に応募したのですが、1つの目標に向かって協力し合えたことは、とても良い経験となりました。」
  • 「チームで作り上げる作業の面白さ」を実感したという声も。

学習効果について

  • 「勉強になった」
  • 「災害について良い勉強になった」
  • 「一人でマイクラをいじっているだけでは得られない、よい経験になりました。」

初参加者の声

  • 「初めはよく意味が分からずに参加したけど、チームメンバーに教えてもらいながら取り組むことができたので、チームリーダーに感謝です。」
  • 「この取り組みは一度参加してみないと理解できなかったな…と思いましたが、参加できて新しい仲間と出会い協力し合えたことはいいことだと思いました。」

今後への提案

アンケート結果では、参加者の91%がMinecraftカップ応募に「とても役立った」または「役立った」と回答し、プログラム全体への満足度は100%が「満足」以上の評価をいただきました。

これからも子どもたちのデジタル学習を支援していきます。CoderDojo AizuやCoderDojo磐梯町でお待ちしています!

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